とびっきりシカゴ 1[たびYubiガイド] シカゴ発祥の音に酔う!ブルースの本場で魂のサウンドを体感!

Chicago Blues Festival

写真提供:gingerbydesign

アメリカ第3の都市・シカゴは音楽、スポーツ観戦など見所が盛り沢山! そこで今回からはシカゴの観光スポットをドドーンとご紹介。第1回目は「ブルース」にスポットを当てて、お勧めのブルースバーをフィーチャーするぞ!!

リトル・ウォルター、マジック・サム、ビッグ・ビル・ブルーンジー……。これらの名前を見てピンと来た人は相当なブルース通! そしてブルースの本場“Capital of Blues”と言えばシカゴなのだ。

ブルースとは20世紀初頭、アメリカ南部・ミシシッピ川流域を中心としたエリアで生まれたブラックミュージック。自身が抱える憂いや葛藤を演奏に合わせて歌うため、時に「魂の音楽」と呼ばれる。当初はギターとハーモニカだけで弾き語る形式だったが、1930年代から50年代に仕事を求めた黒人の大移動が本格化すると、多くのブルースマンもシカゴに移住。それと同時に「シカゴブルース」という新しい音楽が誕生することになった。

シカゴブルースの特徴はエレキギターを導入したバンドスタイルにあり、このスタイルを確立した代表的なブルースマンと言えばマディ・ウォーターズだ。彼の音楽はローリング・ストーンズやエリック・クラプトンにも多大な影響を与え、現在では「シカゴブルースの父」と称されている。そして彼を中心とした多くのブルースマンの活躍により、シカゴは世界に誇る“ブルースの街”として認識されるようになったのだ。

シカゴブルースが誕生して半世紀以上が経過した現在も、街ではブルースが鳴り続けている。だからこそ、シカゴに行ったらブルースに触れてもらいたいのだ。

市内の繁華街にはライヴハウスなどが何軒もあるが、今回お勧めしたいのはブルースバー「キングストン・マインズ」。毎日夜通しでブルースが聴けるシカゴ一の人気店だ。また、このバーの最大の特徴はステージが2つあることで、2組のバンドが交互に演奏をするため、ブレイクタイムを挟むことなくブルースを聴き続けることができる。

「Goose Island」などシカゴの地ビールを飲みながら、本場のブルースを味わうのがシカゴ観光の醍醐味! ブルースの「ブ」の字すら知らなくても、とにかく行ってみるべし!!

さらに「バッキンガム噴水」で有名なシカゴの大広場「グラントパーク」では、毎年夏に「シカゴブルース・フェスティバル」が開催され、往年のブルースマンや次世代のスターが熱いパフォーマンスを繰り広げている。タイミングが合ったら行かなきゃ損な一大フェスティバルだ!

キングストン・マインズ/Kingston Mines

キングストン・マインズ

キングストン・マインズのステージでは、一流ブルースマンによる演奏が毎晩楽しめる。

  • 公式サイト https://www.kingstonmines.com
  • 住所 2548 N.Halsted St.,Chicago,IL 60614
  • 営業時間 午後8時~翌4時(日~木)、午後7時~翌4時(金)、午後7時~翌5時(土)

グラント・パーク/Grant Park

グラント・パーク

夏に開催されるブルース・フェスティバル。毎年50万人のオーディエンスを動員している。

  • 住所 Columbus Dr.&Congress Pkwy.,Chicago,IL 60603

次回の とびっきりシカゴはシカゴの建築をご紹介!!

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