「指さし会話帳」から生まれた出会いのエピソードを教えて！
¡Hola!（スペイン語でこんにちは！）
指さし会話帳編集部です。
昨年4月にクラウドファンディングでのご支援によって刊行できた、創刊25周年（当時）の指さし会話帳の歴史を振り返ったファンブック。
旅先や相手の言葉を話す楽しさを伝え続けたい！「指さし会話帳」初のファンブック – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
著者やイラストレーターなど関係者によるコラムや、創刊編集長である細川による誕生秘話や、愛読者の皆さんによる「未来の指さし会話帳」のイメージなど、熱意と愛情がた～～～っぷり、と！詰まった一冊になりました。
実は（！？）、オンラインショップでも購入できます（販売ページを見る）。
このファンブックを作ったことで、ただ過去を振り返ったというだけでなく、ご支援を通して、私たち含む関係者が、たくさんの読者の皆さんと完成報告会などで直に会えたり、エピソードをいただいたりして、つながれたということも、かけがえのない時間となりました。
これからも、そんな、作り手と読者がつながれる場をつくり続けていきたい。そこで、ファンブックの内容の一部をウェブサイトやメルマガを通じてご支援者以外の方にもお届けしつつ、これからも新たな指さし会話帳に関するコンテンツを発信していくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします！
醍醐味はやっぱり出会い！指さし読者エピソード
さて、メインシリーズの「旅の指さし会話帳」は、12月に11年ぶりに刊行された東ティモールを加えて83という多くの国・地域があることも特徴です。それは、83の場所それぞれの読者がいるということ。ファンブックでは、そんな読者のエピソードを募集しました。
今回は、その中から3つをご紹介します。
18年程前に、指さし韓国を持って韓国旅行に。食堂で指さしを見ながら注文していると、食堂のおばさんが指さしに興味を持ったようで、見せて見せて～となりました。その頃、韓国語を習い始めたばかりで、会話もままなりませんでしたが、この本のおかげでコミュニケーションが取れてとても盛り上がって楽しい思い出が出来ました。今でもたまに思い出します。（きゅまさん）
「現地の人が指さしに興味を示して盛り上がった」という話は、実は指さしあるある。確かに、日本人から見て、外国で作られた本でびっしりと日本語とイラストが入っていたら、目を引くのも当然！？なのかもしれません。
「指さし会話帳」はフィリピン版とオランダ版を利用しました。フィリピン版は旅の会話だけでなく、当地で人気の芸能人が写真入りで載っていたり、女の子を誘うフレーズや口説き文句が豊富に紹介されていたりして、現地の人に見せると「私この俳優大好き！」「この口説き文句、クサすぎ～！（笑）」などの反応で盛り上がり、コミュニケーションに大いに役立ちました。オランダ版は巻末の言語の解説が詳しく、読み物としてとても楽しかったです。オランダ人の生活習慣や気質についての紹介も、長期滞在する中でなるほどと頷ける部分が多く、入念なリサーチとリアルな情報をもとに作られている本だなと感心しました。（Natsukoさん）
そうそう、そうなんです。現地の、言語だけではない、その土地のあらゆることに精通している著者が手掛けるからこそこそ、「このフレーズがあれば、きっとこんな風に盛り上がるだろう」という仕掛けがふんだんに散りばめられています。
台湾への一人旅で指さしを使いました。猫空という茶芸館の点在するエリアに行きたかったのですが、バスの中で指さしを広げていると若い男性が話しかけてくれて、どこに行きたいのか、どうやって行けばいいかを指さしを使って教えてくれました。なんと男性は猫空までついて来てくれて、道中指さしを使って出身地の話、どのお茶を買ったらいいか、など会話が盛り上がりました。今でも忘れられない旅の思い出です。（Yasuyoさん）
公共の場で開いておけば、「おもしろそうな本を開いているな」と気づいてもらえるのも指さし会話帳ならではなのかもしれませんね。それから友人としての付き合いが始まったという話もあれば、なんと、指さしがきっかけでカップルが成立した！なんて話も聞いたことがあります…！
あなたの、「指さし会話帳から生まれた出会い」も教えて！
いかがでしたでしょうか？今回はファンブックに掲載されたエピソードから、ほんの一部をご紹介しましたが、実際に旅先で指さし会話帳を開いたことがある方なら、同じようなエピソードもあるのではないかと思います。
そんな、あなたならではの、「指さし会話帳を通してこんな人に出会った」というエピソードをお教えいただけませんか？友達でも、運命の人でも、二度と会いたくない相手（！？）でも、どんなエピソードも大歓迎。以下の投稿フォームより、エピソード内容とお名前（ニックネームOK！）をお送りください。
締切は、1月18日（日）23:59までです。
エピソードを採用させていただいた方には、掲載者限定グッズを進呈させていただきます。内容は届いてからのお楽しみ。
