祝・刊行!『指さし会話帳 東ティモール』誕生の舞台裏&打ち上げレポート(それゆけ内野)

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YUBISASHI 旅の指さし会話帳

ゆびさしマネージャーの内野です

はじめまして!指さし会話帳を手掛ける株式会社ゆびさし、マネージャーの内野です。ゆびさしでは、指さし会話帳を基点とした事業全般の進行管理と法人向けの企画・営業を担当し、事業の拡張に取り組んでいます(下の写真、前列左端です)。

本コーナー「それゆけ内野」では、書店などの取引先や、著者やイラストレーター、読者の方など、私、内野が出会った指さし会話帳に関わる人や場を紹介していきたいと思います。

さて、初回となる今回は、旅のゆびさし会話帳83作目であり、会話帳史上初めてクラウドファンディング(※)で誕生した『旅の指さし会話帳 東ティモール』の打ち上げレポートをお届けします!

※目的や想いに共感した方からお金を募ってプロジェクトを実現させるインターネットのプラットフォームや仕組みのこと

なぜ東ティモール? 最強コンビの熱い想い

そもそも「東ティモールってどこ?」と思う方もいるかもしれません。2002年に独立した「東南アジア最後の秘境」とも呼ばれる国で、特徴は、ジュゴンが棲む美しい海、世界から注目される美味しいコーヒー、そして素朴で心温かい人たち!そんな東ティモールと日本の交流が今、留学生や技能実習生も増えるなど活発になっています。

日本で活躍する東ティモールからの技能実習生たち(MONJO VIDEO WORKS提供)

この魅力的な国の会話帳を「作りたい!」と立ち上がったのが、著者の髙久直子さんと松村優衣子さん。もともと髙久さんが現地で自作の会話帳を作ったのに始まり、企画を持ち込んでいただいたのが4年前。それから時を経て、ゆびさしとしても市場規模などの課題はありましたが、熱い想いを共に形にしたいと考え、クラウドファンディングに挑戦しました。

右から、髙久さん、松村さん。左端の男性は髙久の旦那さん。

結果、東ティモールと関わりのある方をはじめとして、229人の方々から目標金額の150%以上の3,730,500円という金額が集まり、達成!12月には、ご支援いただいた皆様へお届けを完了しました。そして現在、全国の書店やオンラインショップでも発売を始めています(『指さし会話帳 83 東ティモール』の詳細ページを見る)。

改めて、ご支援や応援をいただいた皆さんに心から感謝を申し上げます!

読者たちと作戦会議、そして打ち上げへ

今回のクラファンは、実は始まる前からドラマがありました。

昨年実施した「ファンブックをつくる」というクラファンを通してつながった指さし会話帳読者のいけぴーさん・せんざきさん・ちりさん・なりさん達に公開前のページを見てもらい、相談会を実施したのです。

相談会の様子

「この順番のほうが入ってきやすいかも」
「髙久さんの自作の会話帳はもっとよく見せるべき」
「想いが強い分もう少し余白がある方がいい」

などなど、具体的かつ貴重なご意見をいただきました。

指さし会話帳でつながった仲間たち!

そんな、もはや「作り手」と「読者」という垣根を超えた心強い仲間たちと、クラファン達成と会話帳完成を祝った打ち上げの様子がこちら。

最高のサプライズ! これぞクラファンの醍醐味

打ち上げには、著者や編集者などの制作関係者、そして読者が北千住に集結(場所の理由は後述)。さらに、髙久さんの友人である吉森さん夫妻も参加してくださったのですが…ここで素晴らしいサプライズが!

吉森さんご夫婦はそれぞれ支援してくださっていたのですが、旦那様がこっそり「髙久さんの描く似顔絵が会話帳が載る」リターンを選んでおり、奥様に会話帳へ登場してもらおうと計画していたのです。完成した会話帳をその場で披露。奥様の驚きと喜びに満ちた表情と、それを見守る旦那様の優しい眼差しに、著者も編集者も私も含めて感動してしまいました。

右のお二人が吉森夫妻、左がいけぴーさん。

また、読者の一人のいけぴーさんも同じリターンを選んでおり、ご自身のイラストが載ったページを何度も見返しながら著者の髙久さんと嬉しそうに記念撮影をされていました。

試作版の会話帳を持つ髙久さんといけぴーさん(正式版はデザインが異なります)

「届ける」から「一緒に育てる」時代へ

私たちは1998年の指さし会話帳シリーズの創刊から、「届ける」ことを続けてきました。

それが、昨年のファンブックのクラファンから始まり、今回の東ティモールで確信したのは、これからは「届ける側」と「使う側」というシンプルな関係ではなく、「一緒に育てる」ということができる時代なのだろうなと感じます。実はこれまで、書店という場所を挟むため、出版社と読者が直接関わる機会は少なかったという実情があります。

それが今回のように、「こんな企画はどうでしょう?」と相談し、「いいね!」と応援していただき、完成したら「できました!」と一緒に祝える。これ以上に素晴らしいことがあるでしょうか?『旅の指さし会話帳』83作目となる会話帳は、『みんなで創る指さし会話帳』1作目と呼べるのかもしれません。

クラファンに限らず、今後もこのような場をつくっていくつもりです。これをお読みの皆さんともどこかで交わる日を楽しみにしています!Obrigado(テトゥン語でありがとう)!

ちなみに北千住で集まった理由は、東ティモール産のコーヒーを扱うLUSH COFFEEさんがあるからでした(集まれるメンバーで事前に集まった)。東ティモールのコーヒーは、とてもおいしく、おすすめです。ぜひ、立ち寄ってみてくださいね。

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