住むには必須の本でした。――インドネシアとインドを駆け抜けた指さし会話帳と著者との交流

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YUBISASHI 旅の指さし会話帳

Selamat siang.(スラマット・スィアン。インドネシア語でこんにちは!)

指さし会話帳編集部です。

昨年、指さし会話帳の読者の皆さんに、「『指さし』から生まれた出会いとは?」というテーマで投稿を募集!ある著者との出会いについて投稿いただいたので、そちらを紹介いたします。

地図をカバーに、戦友のように使い込んで。

まずは、Michi未知さんから届いた、まさに「指さし愛」が溢れ出るエピソードです。

1999年から2000年の1年間、インドネシアに住んでいたころに肌身離さず持ち、ジャカルタ地図をカバーにしていました。毎日開いて覚えた単語には斜線を引いていました。そして、作者の武部洋子さんがジャカルタにいるという情報を掴み、連絡をとってランチをした記憶があります。当時の日本人社会は狭くて、国内では気軽に会えない人でも連絡を取り合える環境で、感動したことを覚えています。今でもインドネシア語をちょこっと使って日本語を教えたりしています。今は洗練された絵でそれはそれで素敵なのですが、初版の手作り感あふれる雰囲気も好きでした。

2004年から2005年にはインドに住んでいたので、インドネシアのころと同じく、肌身離さず毎日持ち歩いていました。もちろん、デリーの地図を本カバーにしていました。住むには必須の本でした。

語学学習したい人には必ずお勧めしていました。今は刑務所で日本語を教えていますが、毎回オススメ図書として紹介しています。

編集部コメント

肌身離さず持ち歩く、毎日開いて覚えた単語に斜線を引く、地元の地図をカバーにする…。これほど使い込んでいただけていると、とてもうれしいです!指さし会話帳がMichi未知さんの生活の一部だったことが伝わってきて、編集部一同、感激です!指さしは、海外旅行だけでなく、海外在住者の語学学習の定番としても使われるとよく聞きます。手前味噌ですが、イラストも多く、生活に根付いた言葉も多い内容は、確かに向いているのでしょう。

そして、驚いたのは、現在、刑務所で日本語を教えていらっしゃるというお話です。言葉を学ぶことで新しい一歩を踏み出そうとする方々に、私たちの本を「おすすめ」として手渡してくださっていること。場所や境遇を問わず、人と人を繋ぐ道具として選んでいただけていることに、背筋が伸びる思いです。

ありがとうございました!エピソードをご紹介させていただいたMichi未知さんには、編集部から、滅多なことでは手に入らない、何かしらのお礼をお送りいたします(たぶん、貼る系の何かしらです)。

著者・武部洋子さんの、指さしで生まれた出会い。

Michi未知さんのエピソードを受け、編集部から『旅の指さし会話帳 インドネシア』の著者である武部洋子さんに、「こんな素敵な投稿がありましたよ!」とコンタクトを取ってみました。すると、武部さんの「指さしで生まれた出会い」も教えてもらえたので、ご紹介します。

「旅の指さし会話帳インドネシア」を刊行してからもはや四半世紀以上が過ぎた。読者の方々との出会いも数えきれない。

特に強く印象に残っているのは、音楽家の知久寿焼さん。ジャカルタを訪問された際にお会いする機会があった。私が大学生の頃、夢中で観ていたテレビ番組「イカすバンド天国」で、「さよなら人類」を歌っていたあの「たま」の知久さんが!指さしインドネシアを!20歳の頃の自分に教えたらびっくりするだろう。

最近では、自らZINEを制作し、ジャカルタのブックイベントに出店している。私のささやかなブースでは、指さしも販売している。売れた時の嬉しさは格別だ。しかし、目の前のお客様に、「これ、私が書いた本です」と言う時の照れ臭さは何年経っても抜けないものである。

編集部コメント

たまの知久さんとジャカルタで会った。実はロック少女だった(今もかもしれません)という武部さんにとって、人生史に残るエピソード!本も含めて、作品を残すということは、こうしたご縁をつなぐことにもなるのですね。「読者の方々との出会いも数えきれない」とのことで、「指さし会話帳 インドネシア」という作品を通して、武部さんがいかに人生を豊かに彩られてきたのかということが伝わるエピソードでした。こうした著者にとっての指さしの一面も、今後ピックアップしていこうかと思わされる内容でした。

エピソード、引き続き募集します!

前回の募集の際には1月18日までとしていましたが、今後継続して募集します。

あなたの手元にある『指さし会話帳』には、どんな物語がありますか?「このページのおかげでピンチを脱出した!」「現地の子供たちとこれで友達になった!」など、どんなに短いお話でも構いません。皆様の「指さしストーリー」、ぜひお聞かせください!

投稿はこちらから

採用させていただいた方には、指さしらしい何がしかをお贈りします!

以下のフォームからもご投稿できます。

「こんなことやってほしい」というアイデアも募集!

最後に、ご覧の通り、投稿フォームでは、エピソードのテーマや企画のアイデアも随時募集しています。今回エピソードをくださったMichi未知さんからは、「ファンの対面交流会を企画してほしい。ファン同士でその地に旅行する企画なども楽しそうです」というアイデアもいただきました。

対面交流会は2024年のファンブックのクラファンのときに実現していて、今後も「指さし会話帳が好き」「異なる言語や文化での交流が好き」「現地の人たちとふれあう旅行が好き」など、価値観を共有する皆さんで交流していけたらと思っています。

私たちも、同様の声が集まれば実行に移しやすいので、同じご意見でも、はたまた違った角度からのアイデアも、引き続き募集しています。皆さんの声で、新しい『指さし』のイベントが決まるかもしれません。

ぜひ、SNSやお問い合わせフォームから教えてくださいね!

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