指さし会話帳、ZINEの祭典に初出店!浅草で読者の皆さんと語らってきました

สวัสดีครับ(サワディーカップ)!(タイ語でこんにちは)
指さし会話帳編集部です。
先月の記事でも告知をした通り、去る9月26日(土)、東京・浅草の東京都立産業貿易センター 台東館で開催された「ZINE FEST(ジン・フェス)」に、指さし会話帳として初めてブース出店してきました!

会場は、個性溢れる作品のブースと、興味津々の来場者でいっぱい!
熱気と個性があふれる、数百ブースの巨大な会場へ
「ZINE(ジン)」とは、個人やグループが自由なテーマと思いで作る自主制作冊子のこと。
浅草の会場は、同イベントの中でも最大規模とのことで、会場に入って見渡すとざっと500以上はあるのではないかという数のブースがずらり!フロア全体に所狭しと机が並び、作家さんたちがいそいそと設営を進める様子は、文化祭前夜のような心地よい緊張感と熱気に満ちていました。
今回の私たちの出店は、指さし会話帳の創刊編集者であり“指さしの父”こと細川氏の個人ブース「細川工房」に間借りする形での参加です。販売したのは、2024年末にクラウドファンディングで読者の皆さんとともに制作した、25年の歩みを振り返る『指さし会話帳ファンブック』。書店には並ばない、まさに私たちの想いが詰まった「正真正銘のZINE」を手売りでお届けする試みでした。

細川工房のブースに並んだファンブックと、指さしの過去シリーズなど。もりもりです。

指さし会話帳の「父」こと、細川さん。来場者に私から「父です」と紹介すると、色々ややこしかったです。
「果たして立ち止まってくれる人はいるのだろうか……」
初参加ということもあり、胸のうちはドキドキと不安でいっぱいでした。しかし、その緊張は設営の段階で早くもあたたかく解きほぐされることになります。準備中、当日出展されていた方お二人から、相次いで声をかけていただいたのです。
「旅先でめちゃくちゃ使ってました!」
「指さし会話帳って文字を見て驚きました!」
見知らぬブース同士でありながら、本をきっかけにふっと笑顔が交わされる。出店者同士のあたたかい歓迎の言葉に背中を押され、和やかな気持ちで開場を迎えることができました。
「推し」への愛とリスペクトが交差する「ZINE友」の輪
会場を見渡すと、写真、エッセイ、イラスト、旅の記録、ニッチな偏愛研究まで、個性豊かなZINEやオリジナルグッズが並んでいます(会場の熱気あふれる様子は、ぜひZINE FEST公式Instagramの動画も覗いてみてください!)。
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12時の開場とともにどっと来場者が押し寄せ、会場のあちこちで会話の花が咲き始めました。
会場で配られていた、今後の開催スケジュールが載ったチラシには、「ZINE FESTでZINE友つくろう」という合言葉。ここは単にモノを売り買いする即売会ではなく、自分の大好きな「推し」やものづくりに対して情熱を注ぐ人たち、またそこに共感する人たちが、互いにリスペクトを持って面白がる場所なのだと実感しました。そして、その純粋な熱量に当てられた来場者もまた、「自分も何か作ってみたい」と次のZINE作家になっていく――そんな素敵な創作の循環が、この空間には確かに息づいていました。
「助けられた」「地元の人と仲良くなれた」と指さし読者の生の声
さて、肝心の私たちのブースはというと……ありました!想像を超える、読者の皆さんとの嬉しい出会いの数々です。
事前に配信したメルマガを見て駆けつけてくださった方。
通路を歩いていて、ふと「旅の指さし会話帳」の文字が視界に入り、「使った!」と足を止めてくださった方。
指さし会話帳を知らなかったけれど、「近々韓国に行く予定があって、ちょうどこんな本を探していたんです」と手にとってくださった方まで。
まさに私たちが願っていた、顔の見える出会いが次々と生まれました。



ブースでお話しする中で、読者の皆さんからいただいた言葉をご紹介します。
「台湾に行く前、家で読んでいるだけでめちゃくちゃテンションが上がった」
「スマホだと盗難が怖い国もあるから、やっぱり紙の本がいい」
「これがあると、現地の人とぐっと仲良くなれるんですよね」
「フライトの予約情報やメモ、思い出もぜんぶ書き込んで一冊に詰め込める」
「トラブルで本当に急いでいるとき、指をさすだけで一発で伝わるのがありがたい」
「タイで言葉が通じず困り果てていたとき、この本に本当に助けられました」
「インドネシアを自転車で旅行した時に使って、かなり言葉を覚えました」
どの方の言葉にも、それぞれの旅の記憶と、現地の人々と心を通わせた生々しい実感が宿っていました。とくに、「助けられた」「旅のお供だった」という声を共通してよくいただきました。たくさんの温かい言葉を直接耳にして、胸が熱くなる瞬間ばかりでした。
“知らない言葉と世界”を面白がる人たちと、何をしよう??
都内でのZINE FEST出店は毎月のようにあるわけではありませんが、今回初めてブースに立ってみて、改めて「指さし会話帳の読者さんって、なんて温かくて面白いんだろう!」と元気をいただきました。
指さし会話帳を使ってくださる皆さんは、きっと「知らない言葉や文化でのコミュニケーションそのものを面白がる」という共通の感性を持っています。だからこそ、自動翻訳がどれほど進化しても、手探りで人と人が向き合う瞬間の面白みを知っているのだろうな、と感じました。

ZINE FESTは出店者全員で協力して撤収!会場に人がいなくなって、その広さと規模を実感します。
現在、私たち指さし会話帳チームは、書籍という枠組みを飛び越えて、人と人が街や現場で直接対話し、文化の違いを面白がりながら学び合える「新しいコミュニケーションワークショップ」の開発にも取り組んでいます。
本棚やカバンの中だけでなく、地域の日常やリアルな対話の場へ。これからも皆さんと一緒に、新しい「指さしのある風景」を作っていけたら嬉しいです。今後のイベントやワークショップの開催など、お披露目できる日が決まりましたら、また公式サイトやメルマガでお知らせします。
会場でお声がけくださった皆さま、本当にありがとうございました!

ちなみに、私もガッツリ買い手側に。ZINE作家の皆さんとの素晴らしい出会いがありました。ZINE FEST、おすすめです!
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